現在、コロナウイルスが社会現象となっています。
未知の病原体が人体に影響を及ぼし、本日(2月27日)現在で、日本でも2人ほど死者が出るという事態になってしまいました。これは決して他人事ではなく、連日細心の注意を払わなければなりません。僕の他にもそのような意識を持たれている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、人体への利害が大きく、どのように対処しなければならないのかということに多くの人が目を向けるため、注目度が高いということも当然ありますし、それが一番大きいです。
しかしそれだけではなく、ウイルスが日常の変化をもたらすことで新たに気が付くことがあったり、社会の変容のきっかけになったりすることもあるのです。
その一つが「働き方改革」です。
具体的に申しますと、コロナウイルスによって特に大手企業は在宅ワークを命じたところが多いそうです。しかし、これにより在宅ワークとオフィスでの仕事を比較したとき、社員の出す変化に全く変化がないことに多くの人が気が付くのではないかということです。
在宅勤務開始から3週間。何が凄いかと言うと、業績に影響がほぼ無い。この結果を見て、そもそもオフィスが必要なのか真剣に考えている(汗)
— 熊谷正寿 Masatoshi Mark Kumagai (@m_kumagai) 2020年2月16日
在宅勤務の判断は正しいと評価されてるけど、駅前のオフィスを一棟丸ごと借りている判断はどうなんだ?#在宅勤務
当然ですが、社員側も満員電車に揺られながら時間を投資してオフィスに向かいそして仕事をいます。会社側もオフィスの維持費や交通費など投資しなければなります。
従来の当たり前の世の中の流れなのではないかと思うのですが、わざわざこんなことをしなくても社員が成果を出せてしまうということがもし事実なのであれば、どのような変革があるのかは言うまでもないでしょう。
社員も、企業側も大幅な負担が減りどちらもwinwinの関係と言えますね。
まあ実際のところ多くの社長や代表取締役などの重役を担う人たちが、このような変革に少しずつ目を向けていたというのは事実としてあるのではないかと思います。
ただ、そのような変革をするタイミングが難しかったため、このコロナウイルスで1つのきっかけが掴めたという事実はあるのかもしれませんね。
またブロガーにとっては、我らのリーダー(僕が勝手に言わせていただいてます(笑))マナブさんもこの件について言及されています。
動画の後半でも話されていますが、在宅ワークはやはり40代、50代のお偉いさん達が乗り気にならないということがあるのですね。
在宅ワークにより、各々のワークスキルが浮き彫りになることは間違いありません。
そのため成果報酬型の世の中になることが予想できます。もし成果報酬型の雇用形態になってしまった場合、年功序列は急速に衰退することは言うまでもありませんよね。
自分達の若いころ、年上の人が年功序列によって甘い蜜を吸っている姿を散々見てきた今の40~50代の人達にとってみたら、いざ自分たちが重大ポストを任されるような年齢になったら年功序列が衰退するとたまったものではないという気持ちも個人的にわからなくはありません。
しかしやはり成果報酬型にしたほうが企業側にとっても、企業にとって利益をあげている人が正当な評価を受けるためにも、合理的なのではないかなという気持ちはしなくはありません。労働力の対価として企業からお金を投資してもらっているわけですから。
まあ、お前は若年層だからそんなことが言えるのだ!!と言われたら何も言い返せないのですが、、、(笑)
コロナウイルスがもたらした働き方改革の再注目。ウイルスは一般的にネガティブな側面ばかり着目されがちですが、働き方改革の1つのきっかけと考えると一概にそうとも言えないのかもしれません。
今後の社会の変容も含め、今後の注目していきたいと思っています。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/