毎日毎日、コロナウイルスの話題で持ちきりという現状が続いてしまっていますね。
ついに緊急事態宣言が発令され、コロナ対策は長期戦といったところだと思います。
さて、緊急事態宣言により外出自粛要請がより強い効力をもつことになり、今後今まで以上に外に出づらくなるかと思います。
家から出られない日々が長期的に続くことで、大きなストレスを抱える人も多いのではないかと思います。
アウトドア系の人が打撃を受けるというのはあるかもしれません。
また病院で、入院されている方への面会も現在制限されているという実態があります。コロナ以外の理由で入院されている方にも面会できないとなると、非常に心が痛みます。
あまり普段家にいない人が急激に家で過ごす時間が長くなってしまった昨今、「コロナ鬱」という精神疾患にも目が背けられないのではないでしょうか?
「コロナ鬱」とは、「コロナによって生じた鬱」のことですね。一般的な鬱病(うつ病)の「鬱」からきていると考えて差し支えないと思います。つい先日、yahooニュースのトップにまで掲載されていたくらいですので、多くの方が直面している事態であると言っていいのではないでしょうか。
コロナの収束後、今まで通りまた元の生活を送ることができるようになるためにも、このコロナ鬱になることは避けたいですよね。
今回はこのコロナ鬱にならないための対処法について見ていきたいと思います。
臨床心理士の方が、3つのポイントに絞って解説されているページを見つけましたので、個人的な見解も踏まえつつ見ていきたいと思います。
(1)情報への向き合い方を変える(テレビやスマホを見る時間を絞る、Twitterでキーワードで‘‘コロナ’‘、‘‘コロナウイルス’‘、‘‘マスク’’などと設定してミュートにするなど)
→「根拠が伴った有益な情報は数分、数時間でアップデートされることは少なく、また必ず繰り返し発信される。時間帯で分け、朝・昼・夜にそれぞれ短時間、情報の受信をするのでも十分事足りる可能性が高い」
やはりコロナウイルスの情報については過敏になってしまいがちですので、ついtwitterを開いてはコロナウイルスの情報を詮索しようとしてしまいがちだと思います。
テレビやtwitterなど、コロナのニュースですから当然ほとんどがネガティブな内容のものですよね。ネガティブなニュースをなんとなく目や耳にすることで、見ず知らずのうちに心にダメージを与えていってしまっているかもしれません。
twitte不正確なデマもありますし、テレビは印象操作を含む内容のものもあります。
事実とは違う情報を入れることでネガティブな気持ちになってしまっていては踏んだり蹴ったりです。
しかし、とはいえ正確な情報は大事ですよね。これはあくまでぼく個人の意見ですが、目的を決めた上でその目的に適しているような情報のみを取得しようとすればよいのではないかと思います。例えば「今日のコロナの感染者は何人かな?」「どこのホテルが解放されているのかな?」などです。
疑問に思ったことがあればそこでTwitterやテレビニュースを見て正確な情報を入手しにいく。このような習慣が大事なのではないかと思いますね。
(2)自粛しつつもできるだけ自分の日常生活を守る
→「感染可能性が高い人混みや閉鎖された空間、宴会などは避けるべきだが、家にこもって情報を注視するような極度な非日常を送る必要はない。人は、知らず知らずのうちに日常生活で感じられている五感からの刺激から遮断されると、数時間でも精神が不安定になると考えられている。家事や日常にあるルーティンは、心理的安定を保つ術でもある」
毎日当たり前に使っている五感の機能が制限されるのではないかという観点を危惧していますね。言われても何となく「まあそうだなあ」と思うくらいですよね。
僕はそんな感じです。笑
毎日無意識にしているルーティンこそが自分の精神を守るんだという意識ってないですよね。むしろ当たり前の毎日をずっと続けるとうんざりしてしまうくらい( ;∀;)
しかしこの臨床心理士の方によると、その日常的な動きこそが我が身を守っているんだと言及されています。
生活習慣の変化を強いられる今だからこそ、もう一度無意識にやっている毎日のルーティンを意識的にやってみるといいのかもしれませんね。
(3)コーピング(ストレスへの対処)の成功体験を積み重ねる(「本を読む」「音楽を聴く」など、ストレスに自分なりに対処して成功すると、気分が落ち込むことを予防できる)
→「社会的な行動が規制されると、「楽しいこともやったらダメ」という錯覚に陥ることがある。「コロナ疲れ」になりやすい今だからこそ、気晴らしや気分が良くなる方法は、ささいなものでよいので出来るだけたくさんあるといい(目標30~50種類)。その際、試してみて気分が晴れる成功体験があったら、その感覚を覚えておくことが大事。鬱が高まるときは、自分が抱えているストレスやその感覚に無自覚なことがほとんどなので、気持ちが変わる感覚を繰り返し体験できると、不調のなり始めを自覚しやすくなり、自分をコントロールしやすくなる」
最後の3つ目の言及は非常に自分にとっても響くものがありました。
「楽しいことはやってはいけないという錯覚に陥る」とありますが、本当にその通りだなあと実感しています。
特に外出することで楽しみを得ようと考える人には、楽しむことが許されないのだと余計思うのでしょうが、そういうわけではないという意識が重要なのだとわかりました。これは気が付きそうで気が付けない部分なのかなあと感じています。
30~50種類もの楽しみを見つけると良い!と書かれていますね。なかなか大変なような気がしますが、逆に言うとそれだけ家の中でも楽しみを見つけられる余地があるということですよね!
少ししんどくなってきたなあと思ったときに着手できるような手段を自分で積極的に見つけに行くことが大切なのかもしれませんね。
先が見えない毎日が続き、長いトンネルに入ってしまっているような感じがしてしまっています。正直僕もひやひやする毎日が続いていますが、できる限り前向きにこの現状と向き合っていけたらいいなと思っています。
これを見てくださった皆さんがこの我慢の時間が少しでも充実したものとなれば、僕としては幸いだなあと思います。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/