てちてちブログ

心理系、福祉系の話題が多いです。少しでも皆様に役立つ情報を発信できればと思います。

広島のマザーテレサ(広島のばっちゃん)こと、中本忠子さんという人を知っていますか?

 

 

 皆さんは、中本忠子さんという方をご存知ですか?

 簡単に述べますと、恵まれない子ども達を支援し、世間から熱い注目を集められた人です。

 具体的に何をした人なのかといいますと、非行少年、非行少女と言われる子どもや、十分に家庭で食事を与えてもらえない子ども達に、無償で食事を与える活動を1人で行ったとされる人です。「広島のマザーテレサ」という称号をもっています。

 大学の授業で初めて知り、気になった僕は彼女を題材にした動画を見たのですが、涙が止まりませんでした。

 是非、この方を知らない人達に知ってほしいなと思い、この記事を書こうと思いました。

 今日はその中本さんという人物や、中本さんが社会から称賛された理由などを中心に記していきたいと思います。

 

 

 

 中本忠子さんとはどんな人?

 具体的に何をしている人なのか

 中本さんは1934年生まれで、今年で86歳になられます。中本さんは現在に至るまで、40年に渡って非行少年・非行少女やネグレクトの子どもなど、恵まれない子ども達に、無償で食事を与え続けてきました。

 現在は3~10人程度が毎日ばっちゃんの元を訪れ、子ども達に食事を提供しているようですが、多い日ではなんと1日50人訪れ、3升の米を炊くこともあったのだとか。

 特に学校のない日曜日や祝日などは多くの子どもが訪れるため、昼の準備を午前中からするのだそうです。

 

 

 僕が涙するくらい感動した動画をここに貼っておきます!!

 僕がだらだらと長く説明するよりはいいかなーと思いますのでね(笑)

 よかったら是非、ご覧ください。

 

 

youtu.be

 

 

 

 生い立ち

 中本さんは1934年に生まれ、3人の子どもに恵まれたそうです。

 しかし、戦後若くして夫が心筋梗塞で他界してしまい、女手1人で子ども3人を育てたそうです。

 中本さんは保護司という職業で、約半世紀にわたり活躍し、76歳の時に引退されたそうです。

 (保護司とは、犯罪や非行をした人たちが、社会にでて更生できるよう、支援するお仕事です。)

 その後も現在に至るまで、子どもに食事を与える活動を続けているそうです。

 

 

 活動を始めようと思った理由

 

 元々中本さんは事務のお仕事をされていたそうですが、周りの人からの勧めによって、保護司に転職することを決意したそうです。

   駆け出しのころ、初めて担当した非行少年の男の子を見て、とても可哀想だと感じたそうです。

 少年院に通う中学2年の男の子を見て、「この子は充分に食事を与えられていなかったのかもしれない。」と感じたのだそうです。

 上の動画でも中本さんがおっしゃっていますが、お腹が空いてしまったら非行に走るんだと当時思ったそうです。

 

 少年院で過ごす子どもではなく、お腹を空かせた状態が犯罪に手を染めさせたのかもしれない。しかしその子は抵抗する術もなく、非行を働いてしまった。

 

 そんなふうに思った中本さんは「ならば私が作ろうじゃないか!」と奮起し、数十年にもわたって子ども達に食事をふるまっているそうです。80代の中盤に差し掛かった今も尚、活動を続けられているそうです。

 

 

 

 社会で称賛された理由

 中本さんは平成27年度の、社会貢献者表彰の受賞者になっています。

 社会での個人単位での著しい功績が認められた人に送られる賞であり、この賞を手にするのは簡単ではありません。

 ではなぜ、中本さんはこれほどまでに社会的に貢献していると認められたのでしょうか?

 

 もちろん、長期間に渡って無償で非行少年・少女に食事を与えるという事実だけで、多くの子ども達が支えられているわけですから、ものすごく大きな称賛に値すると言って良いと思います。

 

 

 しかし中本さんの活動は、児童福祉業界から見てもかなり評価の高い活動だったのだそうです。

 

 

  「児童家庭福祉の担い手は、国や公共団体にのみならず、私人をも含まれる。」

 「全ての大人に、子どもを養育する責任が生じている。」

 

 という児童家庭福祉業界での鉄則があるのです。

 

 ※(「児童家庭福祉」とは、子どもが家庭内で最低限度の生活が保障され、健やかに育っていけるようにするために存在するものだと思ってください。)

 

 しかしこの「私人」による子どもの養育がかなり難しい問題となっています。国に雇われていたり、親しい友人の子どもを預かっていたら話は違うのかもしれません。しかし赤の他人で、また無償です。そのような状態で活動を続けるというのは、児童福祉が掲げている「児童に対する私人による支援」という項目をクリアしていることになるのです。

 ずっと問題視されているものが、1人の行動によってガラッと変わってしまったんですよね。「実践できる人がいる。」というような感じですね。

 

 一般的な考えを持つ人なら、中本さんの活動を称賛せざるをえないですが、専門性の高い児童福祉業界からも絶大な支持があったそうですから、表彰されても何もおかしくはありませんよね。中本さんによる善行の価値は計り知れません。

 

 

 

 まとめ

 いかがでしょうか。広島のマザーテレサ(広島のばっちゃん)こと、中本さんという人物を知っていただけましたか?

 27年度の表彰で世間に大きな注目を集めたこともあり、現在はNPO法人の「食べて語ろう会」という団体があり、募金活動などをはじめ、子どもが食事をできるようにするための資金などが寄付できるようになっているそうです。

 

 リンクを貼っておきますので、よかったらご参照ください。

 

 

www.npo-homepage.go.jp

 

 

 

 

 僕は中本さんを知ったとき、世の中にはこんなに素晴らしい人がいるんだ!と知れただけでも、なんだか嬉しい気持ちになりました。

 同時にものすごく感動したのですが、なんといっても中本さんが大切にされている、中本さんのお父さんが昔言っていたとされる言葉が素敵だなと思いました。

 この言葉を中本さんが大事にされているというのもすごくうなづけましたし、とても心に響きました。

 今日の記事は、中本さんが大事にしている言葉で締めようと思います。

 

 

 

 

 

 

 「人間の優しさっていうのは、見返りを求めてはいけない。見返りを求めるのは優しさではない。」 

 

 

 

 

 

拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/