メンタルてちてち

心理系、福祉系の話題が多いです。少しでも皆様に役立つ情報を発信できればと思います。

早く気が付いて!多くの人が勘違いしている幸せの本質とは

 

 皆さんは、「幸せってなんだろう?」とか、「幸せになるためにはどうしたら良いんだろう?」と一度は考えたことがあるのではないでしょうか。また、もしかしたら周りでもそのようなことを言っている人がいるかもしれません。

 

 僕自身も考えることがあります。そうして考えを深めたり、また様々な経験を積んでいくことで、とある重要なことに気が付きました。人によっては、40歳になっても50歳になっても気が付くことができず、やりきれない時間を過ごしている人もいるのではないかと、見てて思うことがあります。

 今回のこの記事では、多くの人が勘違いしがちな幸せの本質について記事にしていきたいと思います。これを読めば、人生の幸せについて新たな発見があるかも・・・ 

 ということで、早速本題に入っていきたいと思います。

 

 本当の幸せは、人の外部ではなく内部で決まる

 「幸せの本質は、人の外部ではなく、内部にある。」

 名言っぽいですね('ω')

 これは、誰かが言っていたでもなく、本に書いてあったでもなく、僕が勝手に言っていることです。(笑)しかしこれに気が付いた時、僕は「あ!これだ!」と思いました。

 

 ここでの外部とは、人間の体の外に存在するもの全てです。例えば「良い車に乗る」「素敵な恋人と付き合う」「お金持ちになる」といったようなものです。幸せをイメージするときに考えがちな要素ですが、これらのものは全て外部のものと定義します。

 確かに、幸せを増強させてくれる要素は沢山外部にちりばめられていると思います。    

 それこそ、上記の例のようなものが手に入るというだけでも、十分幸福感に影響を与えると思います。しかし、元に存在した幸せに仮に働きかけることができたとしても、それが本質というわけではなく、それら理想の要素を沢山用意したからと言って必ずしも幸せになれるわけではないと思うのです。あくまで、増強作用のようなものだと思うということです。

 

 では、私が本質であると感じている内部とは具体的に何かということなのですが、つまるところ、頭、そして心のことです。

 頭でどの情報を取り込み、心によって取り込んだ情報をどのように解析しているのか。ということです。この精度の違いが、「幸せか不幸か」という所を分ける大きな分岐点になっていると思うのです。

 例えばの話ですが、家を出て一歩踏み出すとします。その日は晴天に恵まれているものの風が強く、寒かったとしますね。その際、「あー寒くて嫌になるな。」と思う人、「晴天に恵まれていて気分が良いな!」と思う人、考え事をしていて特に何も感じない人、など様々なのではないかと思うのですが、このように同じような経験の中でも、人は異なる情報を入手し、異なるように処理するのです。

 

 この些細なことの繰り返しによって、1.01倍の幸せを増強していく人、0.99倍に不幸を増強していく人、1.00倍して可もなく不可もなく過ごしていく人に分かれていくのではないかと思うのです。これが癖になって、気が付けば膨大な数になり、やがて幸福感に差が出てくるほどになるのではないかと思います。

 よほど成功している人でない限り、突出したような生活水準になることは難しいのではないかと思います。ですので、この内部構造による区分けがより一般階層では大きくなるのではないかと個人的には考えています。

 

 

 どのように内部を調整するのか

 前述したように、外部ではなく内部環境を調整していくことが幸福か否かを大きく分けるポイントとなってくると思っています。

 では、具体的に何の内部調整を行えば良いのかということについてお伝えします。

 ここでは2つのフェーズにおける改善の余地についてお話していきたいと思いますので、ご自身にあっていると思われるほうを1つ選んで、お考えいただければ良いのではないかと思います。

 

 情報収集するものをコントロールする

 まず1つは、情報収集をコントロールするということです。ここでの情報収集とは主に、聞く内容、見る内容、感じる内容のことです。

 外に出ました。風は良いが天気が良いとします。その時、天気が良いという事実に目を向けるか、風が強いという事実に目を向けるかというようなことでしょうか。

 天気が良いことに意識がいっていれば、鳥が飛んでいるとか、飛行機雲がきれいというような新たな気付きが得られ、好意的に状況を捉えられる余地がありますよね。

 

 何に着目しどこに意識を向けるのか、という所をコントロールしていくことがまず1つです。

 マイナスなことよりも、プラスのことからの方が得られることが多い、また前向きになれるという人に、この手法が適していると思います。

 

 情報処理に働きかける

 もう1つが、情報処理に働きかけるといったことです。

 仮に外に出たとき、風が強いという事実が自分の中で先行して気になったとします。そのような時に、「ああ。風が強いなんて嫌な日だなあ。」と感じるのか、「風が強いから、今日は家に早く帰ってゆっくりしよう!」と考えるのかというような、同じ情報収集の後それをどのように捉えていくのかということです。

 情報収集の内容は同じですが、前者はネガティブな要素しかありません。しかし後者に関しては未来志向であり、前向きな印象を受けます。

 

 同じ情報の中であっても、どのように前向きに捉えていくのか。ということがもう1つです。

 仮にマイナスなことであっても、プラスに変えていこう、良い状況にもっていこうとできる前向きなメンタルをもっている人に、この手法が適していると思います。

 

 まとめ

 結局、それが何かということよりもそれをどのように捉えどのように感じるかが重要なのではないかと思っています。

 上手く肯定的に捉えられない人、マイナスな要素を前向きに捉えられない人などが、毎日の幸せを感じるという上で障害を生じさせてしまっているのではないかと思います。

 

 「良い彼氏がいたら幸せになれるのに。」とか、「お金持ちになれたら幸せになれるのに。」というようなことを言う人を見るたび、私は心の中でこう思っています。

 「違うよ!日常に幸せを感じられる心に幸せの本質があると思うよ!何かを得られたら幸せ、失ったら不幸、というわけではないよ!」

 

 この記事を読んで頂いた皆さんの日々に、少しでも潤いが与えられるような記事になっていれば幸いです。

 

 拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/