メンタルてちてち

心理系、福祉系の話題が多いです。少しでも皆様に役立つ情報を発信できればと思います。

対人恐怖で人が嫌いという人へ。最大の対処法は「そのままでいる」ということです。

 

 
 「人と関わることが嫌いです」という人、いるのではないでしょうか?
 様々な原因が考えられますが、共通するのはあまり過去の対人関係で好意的な感情になれなかったケースが多いのではないかと思っています。
 
 今日は、是非そのような人達に見てほしい記事を書きたいなと思っています。
 「人と関わるのがなんとなく嫌だな。」「もうできることならずっと一人でいたい。」と考えている人がいれば、悪いことは言いませんので是非この記事をご覧いただけたら嬉しいと思います。

大前提として、人が嫌いなこと=悪い事ではない

 人が嫌いだ。と思うことが、悪いことなのではないか?と思っていないでしょうか。そしてそれが、自己否定感情に繋がっているのではないでしょうか。私はどうしてもそんな気がしてならないのですが、そのように思う必要は全くありません。
 あなたが「人が嫌い」と思っていることは、必然なのです。自分に人と関わる気質がないのではないか?とつい思ってしまいがちですが、それは間違いです。今までの人間関係や自らが身を置いてきた環境がそのようにしているというだけの話で、あなた自身はなんの関係もないと言っても過言ではありません。まずここを理解してほしいと思います。
 
 しかし恐らく、この前提が理解できたとしても「人が嫌いでは、人と良い関係が築けないのではないか。自分は存在してはいけないのではないか。」と思うかもしれません。
 私もそのように思ったことありますし、そのような相談を受けたこともありますから、その気持ちはわかっているつもりです。それにつきましては、後で説明したいと思います。

人が嫌いな自分を変えようとしてくる人は無視して良い

 恐らく、この問題を複雑化させている一要因として、上記のような人がいることが問題であると思います。
 「人が嫌いだと、良い関係が築けないよ。」というような、良かれと思って手助け風の追い込み発言をしてくる人がいるんですよね。まあ正直、厄介という他ありません。(笑)
 もちろん、あなたのためという部分もあるのではないかとも思うのですが、追い込まれてしまうだけだと思うのです。恐らく、+αとして自分への好意的な感情に期待してしまっている、いわば下心的な部分もあるのではないかと考えています。
 ですから、大半はエゴだと思って良いと思います。「きっとこの人は甘えん坊さんなんだなあ。」という感じで、軽く受け流してしまって良いと思いますよ。

そのような自分を受け入れてくれる人から、順番に少しずつ関わってみる

 とはいえ、対人関係が幸福感に左右するということも事実です。そのようなことを感覚的に理解しているからこそ、どうしても心の奥底に存在する不安感はぬぐえないのではないかと思います。
 ですので、そのような自分の性質を受け入れてくれたり、理解を示そうとしてくれたりする人から優先的に関わってみてはいかがでしょうか。また中には、同じような考えを持っている人がいるかもしれません。好意的な印象をもてるかどうかはともかく、そのような人はあなたの考えを否定したり、批判的に関わろうとしてきたりする可能性は低いのではないかと思います。
 
 

動物や物、自然など人以外のものに関心を向ける

 人では生き物にも、素敵なものは沢山あります。中にはあなたに対してとても親和的で、関わりやすい生物もいるのではないかと思います。相手が誰であれ、どうしても人と関わることが苦しいという場合は、人以外のものに愛情を育んでいくというのもありかもしれません。
 

まとめ

 
 いかがでしょうか。
 後半は、自らの環境作りの話を少ししましたが、一番私が言いたいのは「自分を否定する奴の言うことは無視して良い。」ということです。はい。無視で良いです。気にする必要はありません。
 良いんですよ。人と関わらない職業はいくらでもあります。無理に人を好きになる必要などないと思います。
 何故このように言うかというと、単純ですが、あなたに「他者を嫌いな自分を否定してほしくない」という願いがあるためです。
 
 「自分の過去は良くない」って思うかもしれない。けどその過去も、皆さんが精いっぱい生きてきた大事な過去だと思うのです。だから是非自分の過去を否定しないで。自分自身の考えを否定しないで。
 そのような願いを込め、このブログを締めたいと思います。


 拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/