メンタルてちてち

心理系、福祉系の話題が多いです。少しでも皆様に役立つ情報を発信できればと思います。

これって適応障害かも?適応障害の症状や治療法は?

 

 

適応障害って何?甘えではない

突然ですが、皆さんは「適応障害」という精神疾患を知っていますか?

適応障害(てきおうしょうがい)は、主に長期間にわたる強いストレスが原因で発症する心の病気です。

「ストレス社会」と言われるだけあって、大きなストレスを日々抱えながら過ごしている方も多いと思います。

この記事では、筆者の経験も織り混ぜつつ適応障害の定義や原因、対処法などを記していきたいとおもいます。

ストレスで苦しむ方が少しでも減ればなと思う次第です。

 

適応障害の定義と原因


適応障害は、外部のストレス要因(例: 仕事、学業、人間関係の問題など)が長期間にわたって強く作用し、個人の精神的な負担を超える状況下で発生すると言われています。

適応障害には、うつや双極性障害といった他の精神疾患と比べると、明確な原因があるのではないかと考えられます。

 

適応障害の主な原因

①職場や学校での過度なプレッシャー

長時間の労働、過密なスケジュール、過酷な競争などがストレスの原因となると考えられています。

過酷な環境下で学業や仕事に臨んでいると、自分の状態がわかりにくくなってしまうケースがあります。

結果を出すことに精を出すあまり、自分の様子や状態をかえりみる余裕もないということです。

 


②人間関係の問題

家庭内の不和、友人間の対立、パートナーシップの問題などが精神的負担となり得ます。

また、お仕事の人間関係がうまくいかずに体調を崩してしまうという方も多いのではないかと思います。

「人の悩みの9割は人間関係」というだけあって、人間関係の問題はやはりストレス源としてもかなり大きいものなんだなという印象です。


③大きな生活変化

転居、離婚、喪失など、生活に大きな変化が起きた場合にも適応障害が発生する可能性があります。

環境やライフスタイル等、日常に大きな変化が生じた際には大きなストレスがかかりますよね。

そのストレスの程度が大きいと、精神疾患に繋がるリスクになるのではないかと考えられます。

 

適応障害の症状


適応障害には、身体的、感情的、行動の面で多様な症状が現れることがあるようです。

もしかすると、この中には自覚しにくいものがあるかもしれませんね。

適応障害によって生じる諸症状について、以下部位別にまとめてみました。

 

身体的症状: 頭痛、めまい、消化不良、疲労感
感情的症状: 不安、抑うつ、情緒の不安定さ、イライラ感、無気力感など

行動の変化: 社会的な孤立、人間関係での問題、職場や学業でのパフォーマンスの低下など

 

 


これらの症状は個人によって異なり、状況やストレスの程度に応じて変化します。

どこまでが病気として「診断がでるのか」という線引きはかなりあいまいなようです。

また、諸症状から感じる辛さやその程度も個人差があると思います。

ですのでできる限り上記の指標を多く把握し、自分の状態を客観的に把握できる体制を整えておくのが良いのではないかと思います。

適応障害の治療と対処法


適応障害の治療は、心療内科のお医者さんから診断をもらった上でお薬をもらう薬物療法をイメージする方が多いと思います。

しかし、実は適応障害の治療の担い手、及び治療の場は多岐に渡ります。

こちらも前の章と同様、箇条書きにしてまとめてみました。

 

心理療法: カウンセリングや認知行動療法(CBT)など、精神的なサポートを提供する方法があります。
薬物療法: 必要に応じて抗不安薬や抗うつ薬が処方される場合があります。
ストレス管理の技術: リラクゼーション法や時間管理の技術など、日常生活でのストレスを軽減する方法を学ぶことが重要です。

 

治療法として挙げるのであれば上記のものが一般的です。

しかしそれ以外にも、例えば運動して体を動かすこと、適切な生活習慣(食事、睡眠)を維持すること、趣味や人間関係を充実させることなど、日常生活を充実させるということもまた、好転させる要素になり得るのではないかと考えられています。

 

まとめ


適応障害は現代社会において深刻な問題となっています。

私が罹患した際は、職場での人間関係が厳しいものとなってしまい、気分の落ち込みや食欲・睡眠不振などで苦しんでいました。

しかし、環境を変えた(転職した)ことで症状は良くなっていきました。

多くは私のように原因が明確なものが多いのですが、そうでないものもあるようです。

 

「最近、何か毎日が楽しくないような気がするな」「△△するとき、動悸がしたり胸が痛くなったりするな」など、なんか変だなと思うことがあれば、もしかすると適応障害かもしれません。

どうか、早めの受診や相談をしてください。

 苦しむ沢山の人が、症状が回復できればうれしいなと思います。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。