皆さんこんにちは。
例えば児童養護施設や学童クラブ、放課後等デイサービスなどあらゆるところで「児童指導員」という職業を耳にすることがあるかもしれません。
「児童指導員」とは具体的に現場でどのようなお仕事をしているのでしょうか。
今日は私自らの実体験を踏まえ、児童指導員の概要及び実務について記していければと思います。
児童指導員とはどのようなものか
児童指導員とは、任用資格と言われることも多く、試験に合格したり実習に行ったりすることで得られる資格というわけではありません。
言ってみれば、職務を明確化させるための便宜のような感じですね。
児童指導員の資格をもって働くというよりも「特定の条件を満たした人が児童指導員として認められ働くことができる」という認識が正しいかと思います。
とはいえ、誰でも児童指導員としていきなり働くことができるわけではありません。
児童指導員として働くことのできる要件は下記のとおりです。
上記のうち、どれか1つを満たしていれば「児童指導員」という名目で働くことができます。
放課後等デイサービスの児童指導員は何をしているのか
では、放課後等デイサービスで働く児童指導員は何をしているのでしょうか。
「児童指導員」は名前のとおり、児童について直接的に関わっていく存在というイメージで差支えないかもしれません。
放課後等デイサービスにおいては、児童と直接かかわる直接支援業務(例えば一緒に遊ぶ、トイレ介助、食事介助等)が大半の業務になっています。
その他は事業所によって異なるかとは思いますが、送迎作業や事務作業、清掃業務などの作業も存在します。
支援計画を書いたり、モニタリングや面接などの専門性を要する作業をすることはあまりない分、施設の全般的な作業を行うようなイメージです。
まとめ
児童指導員は、放課後等デイサービス以外にも学童保育や児童養護施設など様々な機関で働いています。
私も以前まで、児童指導員として従事しておりました。
児童指導員は児童福祉業界で最前線で働くプレイヤーとでも言えるような存在です。
直接児童と関わる機会が多い分、やりがいを感じることのできる機会の多い魅力あふれるお仕事だと個人的に痛感しています。
昨今の人手不足の影響を強く大きく受けている業界ではあるのですが、きっとまだまだ知られていないお仕事の魅力ややりがいは沢山あると思っています。
新しく児童指導員になる方、興味をもってチャレンジされている方、児童指導員に勤めて長い方、皆様にとってぜひかけがえのないご経験をされることを願っております。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/