皆様こんにちは。
突然ですが皆さんのご家族やお友達、お知り合いのかたで
・「社会に馴染めずすぐに辞めてしまう」
・「働く気力もなくニートになっている」
というような方はいませんか?
実を言うと、筆者の叔父がそのような状態で、頭を悩ませております。
再三家族会議や行政への相談などを重ねてきました。
実際のところ「仕事が続かない」「社会に馴染めない」「身寄りがなく、先行きが不安」という人が回りにいた際、どのようなサポートができるでしょうか。
今日は叔父の実体験から、一例を考えてみたいと思います。
※本記事で示すことは、あくまで一例です。
叔父の現在の状況
現在の叔父の状況をまとめると、下記のとおりです。
「一度勤めても一定期間たつと実質的なクビになってしまう」
「周りとコミュニケーションがうまく取れず孤立する」
「失敗経験がトラウマとなり、就職する勇気が踏み出せずニートに」
「ニートになってしまったことで、借金を重ねてしまう」
叔父は現在年金暮らしの80代の母親と2人暮らしです。
叔父(以下A)は仕事をしていないため、祖母の年金に頼りながら生活をしていますが、当然生活は困窮しています。
ガス代光熱費などの生活費に加え、Aの嗜好品代などもかかっている状況のため、とてもではありませんが祖母の年金だけでは賄えない状況です。
Aとしては、なんとなくお仕事にエントリーはしてみるものの、派遣の単発やアルバイトにも受からず、就業ができていません、
それに加え、焦る様子もあまり見られず事態は良くなりません。
ではこのようなAの状況下で、どのようなサポートができるでしょうか。
現時点で情報や知恵を振り絞り、家族が踏み出そうとしているサポート方法について、ここでは記事にしていきたいと思います。
※あくまで1つの手段、考えであり「これが正しいやり方です」と主張するものでは
ありませんので、参考程度にご覧ください。
就労継続支援A型の利用を検討
我々家族では現在、就労継続支援A型の利用を検討しています。
就労継続支援とは、「障害のある方が働くことをサポートするための福祉サービスの一つ」という位置づけです。
精神、身体等なんらかの障害があることによって一般就労が難しい方々が
利用するというようなものです。
ここでは、就労支援員というサポーターの元で就業することができます。
サポーターと共に目標を一緒に考えたり、計画を立てたりしながらお仕事を進めていくことで、無理のない範囲での就業が可能となります。
この就労継続支援A型は、福祉サービスとは言え「労働基準法」が適用される、列記とした就業です。
福祉サービスの利用に抵抗がある方も少なからずいるとは思うのですが、「労働基準法適用の元、最低賃金以上の受け取りは必須」という点は、1つ落としどころにはなってくるかと思っております。
障害年金の受け取りを検討
障害年金の申請です。
障害年金は、公的年金制度の1つであり、「病気やけがなどにより生活や仕事に制限が出るような障害を負った人が受け取ることができる年金のこと」を指します。
障害年金には障害基礎年金(1級、2級)と障害厚生年金(1級~3級)があります。
うちの叔父の場合は国民年金の対象者なので、受け取れるのは障害基礎年金に該当します。
また肝心の受給額ですが、うちの叔父は診断の結果、軽いほうの2級に該当しますので
年間およそ80万円(月約6万円~7万円)程度の受給となります。
受給の方法としては、まずは医療機関に受診し診断書をもらうことが第一歩となります
。
またそのあとは自らで市の役場に診断書の提出をもって申請することも可能ですが、
社労士に相談して手続きを進めてもらうことも可能です。
尚障害基礎年金の受給までは初診日から1年6か月後となりますので、
その点は注意が必要です。
デイケアの利用を検討
現在、精神科デイケアの利用も検討しております。
精神科デイケアとは、精神科に通院している人を対象に、日中に行われるリハビリや生活支援のためのプログラムです。
内容についてはデイケアによって様々ですが、比較的自由な余暇活動に
当てられる時間が長いデイケアがふえているようです。
例えば絵を描く人、読書する人、将棋や囲碁をするひと、マージャンをする人
などデイケアという社会の場で思い思いの過ごし方をすることで、心の安定を
を図ります。
一方で例えば皆で歌を歌ったりレクリエーションをしたりなど、
集団活動を取り入れて社会性の構築を図るような場面もあります。
尚肝心の費用ですが、自立支援医療制度を利用すれば、自己負担は原則1割で
収まります。全額は1日2000円~3000円程度なので自己負担は1日200円~300円が
目安となります。
叔父の場合は、社会で馴染めずに生きてきたので、社会性を養うと共に
なくしてしまった自分の自信を回復させることが大切になってきます。
デイケアに通い似たような境遇の人と関わりながら、自分の好きなことに
時間を費やすことで、そういった社会参加への自信の回復を見込める点を
踏まえると、デイケアの利用も有効と考えています。
まとめ
結局のところ叔父は精神科を受診し、発達障害と統合失調症の診断を
受けました。
この診断によって、デイケアに1割負担で通いながら就労A型にて
就労する準備を始めています。
実を言いますと叔父にもプライドがあり、精神科の受診から
福祉サービスの利用までもっていくのに難しい面がありました、、、、。
「自分は障害者ではない!」という主張があったのも事実です。
しかしながら医療機関や相談員、家族ともコミュニケーションを重ね、
今の状態と今後の方向性について1つ1つ向き合っていく中で、叔父も
精神科への受診に踏み切って前向きに進むことができました。
ゆくゆくは障害年金の受給も見えてきましたので、多少足りとも
心の余裕がでてきたのではないでしょうか。
もしも周りの方で、「社会に中々馴染めない」「すぐにお仕事を辞めてしまう」
というような方がいたら、本記事を参考に真似できそうなものを試してみて
ください。
重篤化すると、そこから「自分なんて何してもだめだ」「自分なんていないほうが良い」
などとネガティブな思いが強くなり、うつや統合失調症などの2次障害を引き起こしかねません。
医療機関への受診は敷居が高いかもしれませんが、
「社会に馴染めないことがあなたが悪いわけではないことの証明」
「今の辛さからまず脱却するための方法」
というような形で、本人の心身的な部分に目を向けるというよりも、今後よくしていくための方法論ベースでご本人に進めてみることをお勧めします。
この記事をご覧になった方、またその周りでお困りの方に少しでもお役立ちできましたらこの上なく幸いです。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^o^)/