こんにちは。
僕は現在大学生として、日々学業に励みながら、アルバイトや一人暮らしでの自炊、サークル活動に励んでいるといったような状況です。どこにでもいそうな、平凡な大学生というような感じですね。(笑)
そんなときによく浮かんでくるのは、時給1000円でバイトしているが、それはそもそも得なのか?という漠然とした疑問です。
「今僕は時給1000円で働いているけれど、1時間と1000円を交換することは、果たして得なのだろうか。」といった感じです。誰しも考えたことがあるのではないでしょうか?
大学に通っていると「俺今月10万円稼いだわ!」とか、「やばいもうすでに扶養外れたわ」などという人がいれば、「1万5千円しか稼いでないけどほとんど出費がないからオールオッケー!」というような人、またバイトを一切していないという人もいます。
今回は社会人前半、後半の時給と比較や、社会人の時間に対する加味した上で考察していきたいと思います。
大卒で就職すると、時給換算でいくら稼げるのか?
まずは、平均年収から時給を割り出してみます。
マイナビさんのデータによると、2019年現在、20代前半の平均年収は373万円です。この時期が人生で最も年収としては低い時期で、そこから上昇し40代後半になると最高の820万円となります。
まずは、大学卒業したてである、20代前半の平均年収、373万円の例で考えてみましょう。
月に貰える額は、373÷12(月)=31.08333…(万)となります。
次に週5日で、1日8時間働いたと考えましょう。そうすると、
31.0833÷20(月の労働日数)÷8(1日の労働時間)=0,194…(万)
このように0.194万円と出ました。つまり単純計算で、時給1940円で働いているわけですね。
次に40代後半の820万円の例です。
上記と同様に計算すると、820÷12÷20÷8=0.4270...
このようになります。なんと時給換算すると4270円にも上ります。
20代前半の時給1940円という数字はなんとなく想像がつきそうな範疇ですが、40代後半の4270円というのもかなり驚きの数値ですね。
しかしやはり社会人で働いている方の額は、時給1000円の自分からはとても縁遠いなというような額です。
時給4270円の大人がよく語ることは?
40代後半の平均年収から考え、このような表記をさせていただきましたが、一般的に40代後半~50代くらいの多くの方が語られることがあります。
それは、「大学時代もっと楽しんでいればよかった」「サークルに時間を使えばよかった」「もっと勉強しておけばよかった」などというものです。多くの中年層の方々には、様々な後悔があるかとは思うのですが、共通しているのは時間の使い方に対して後悔しているという点です。
あの時、もう○○円稼いでおけばよかったという後悔はあまり聞かないことにたいし、「もう少し○○しておけばよかった」という行動における後悔はかなり聞くという点も考えさせられます。
大学生という、時間に比較的余裕があるがお金にはあまり余裕がない時期とそして40代後半という金銭的に比較的余裕があるが時間に追われている時期という対照的な2つの時間を経験してこそ、思うことなのかもしれません。
大学生の僕からすると、お金があることこそ至高であると考えてしまいがちですが、私の実情と対照的な40代~50代の方達から見た視点を考慮すると、現時点でのアルバイトによる時間とお金が果たして等価交換であるのかという判断材料に影響を及ぼすことは、間違いがなさそうです。
まとめ
時給1000円を得と考えるか損と考えるかは、時間に対する価値をいかに知っているかによって左右されるのではないかなあと個人的に思いました。
社会人になると労働時間が長くなる上に、会社の付き合い、家族との時間などによって自由な時間がどんどん短くなっていきます。そのような経験を積んでいる社会人は、特に自由な時間に価値を感じるのかもしれません。
しかし、私たちにような大学生は、日常的に時間があることが当たり前になっているため、社会で活躍している人に比べてどうしても時間の価値を感じにくいのかもしれません。
そのためつい、「先月15万も稼いだぜ!実労150時間。いやあ社畜っすわwww」と自慢げにいうような人が出てくるのかもしれません。(ディスってるわけではないですよ。笑)
できるだけ自由に与えられた時間の有効な使い方を知って、そしてそれを行動にうつすビジョンを大学生のうちからつけておけたらなあって思いました。そうすれば、社会に出てから後悔することも少なくなるのかなあと思います。
しかし当然そこには、お金と時間における価値観が絡んできます。
社会になって後悔する時間の使い方のほとんどは、労働によって得ることができないものですから、大人からの客観的視点を踏まえつつ、精査していければと思います。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/