人間、日々過ごしているとつらいなって思うときありますよね。
今はコロナの外出自粛要請が毎日続いており、人に会えず、外に出れず辛い!と思いながら過ごされている方も多いのではないかと思います。
つらい気持ちになったときに見てほしい!という思いで過去に記事にしたものがあります。しんどいなと思う方はまずご覧ください。
→「辛いことがあったらどうしていますか?」
https://www.techitechi1515blog.info/entry/2019/10/03/173606
さて、そんな辛いなあと思って過ごしていると、ついつい陥ってしまいがちになってしまうことがあるのです。
それは、「自分がこの世で一番辛い思いをして生きているんだ!」と考えてしまうことです。
人間やはり自分が一番かわいいとおもうものですから、つい自分以上に辛い人などいないんだ!というような錯覚から、つい一番辛いと思ってしまいがちなのです。
心理学的にも、自己防衛反応から、そのように考えてしまうという研究結果もでているそうです。
もちろん辛いという自分を擁護し、また受け入れて生きていかないといけないと考えるためにそのような思考に至るのですが、正直申しますと、最終的に自分も相手も得をしないような考え方なんですよね。
自分としても、過剰に自分が辛いのだと思い込むことで、現状以上の苦痛を勝手に味わわなければいけないということにもなってしまいます。
また他人はどうでしょうか。
「私が一番辛い思いをしているのよ。あなたにはわからないでしょう。」といったような感じで接してきたらどう思うでしょうか?
この人辛い思いをしてるとき、自分のことしか考えられないんだなあと思われかねませんよね。
そのうち「この人が色々抱えてそうな時は、関わらないでおこう。」というように、無意識に避けられてしまいかねません。
他人は全く違う状況で生きていますし、もし似たような状況に追いやられたとしても、境遇も違いますから、自分自身の苦悩を完全に理解してもらうことなど不可能なのです。
それなのにも関わらず「理解できないですよね。もういいです。」といったような態度をとるというのは、現状を悪化させていることにすぎず、自滅しているのと同等です。
本当は一番、他人に助けてもらいたいときに助けてもらえなくなってしまいます。
そんなのなんだか悲しいですよね。
これだけは抑えておいた方がいいと思うことがあります。
別記事と重複してしまうこともあるかもしれませんが、「自分以外にも、必ず同じような理由でつらい思いをして生きている人がいる」ということです。
「他にも辛い思いしている人がいるのだから、その人達と一緒に乗り越えよう。」
というように考えることが大切です。
そう考えることで、自分が特別辛いんだと思う気持ちも軽減されますし、他人を思いやれる気持ちも出てきますので、そのように考えておくほうがいざというときに人に救われたり、助けてもらえたりします。
まさに一石二鳥の考え方なのではないかなと思います。
今はコロナウイルスの外出自粛で、人と会えないの辛いかもしれません。
しかしお隣さんもそうです。友達もそうです。家族もそうです。
皆同じ気持ちだからこそ尊重し合い、乗り越えていきたいなって思っています。
是非この考え方をもっともっと多くの人がしてくれたらいいなあと思いつつ記事を書かせていただきました。
拙いブログではありましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました(^^)/